2007年3月28日 (水)

インスとアナログ

「4回線で6台の電話を使いたいんですけどビジネスフォンを導入するといくらぐらいになりますか?」

お客様からのお問い合わせの第一声として一番多いパターンです。これに対して、われわれ電話業者が良くやってしまう間違いは、

「4回線ということはインスで8チャンネルでしょうか?それともアナログで4番号お持ちですか?代表組みでご利用なのでしょうか?」

などと、逆にお客様を質問攻めにしてしまうこと。何を言ってるのか意味がわかりませんね。4回線って言ってるじゃない!こっちは素人なのに、そんなこと聞かれたってわからないよ! ビジネスフォンってそんな、特殊な回線を使うの? 思わず「もういいです」と電話を切ってしまいたくなること請け合いです。

でも別に、そんなに難しいことを言ってるわけじゃあないんです。PCやインターネットと違って、電話のサービスはそんなに種類もないですし、一旦わかってしまえばなあんだ、という内容だったりします。

では、上の質問をわかりやすく解説していきましょう。

現在のNTTの電話回線の種別は大きく分けると3種類です。

①加入電話(アナログ回線) 

普通の家庭で使用するごく一般的な電話回線。プッシュ回線とダイヤル回線があります。通常はプッシュ回線を選ぶことが多いです。電話機の数字部分を押すとピッポッパと違う音がするのがプッシュ回線。ツツ、ツツツツツ、と短い断続恩がするのがダイヤル回線です。番号を電話局に伝える方式の違いです。

②ISDN(デジタル回線) 

一回線で複数の通話ができる電話回線。パケット通信も可能なため、以前は、インターネット接続にも使用することが多かったです。ただし、現在はADSLや光ファイバーが主流なのでISDN回線で接続する方はほとんどいません。(ちなみに速度は、airH"よりも遅いです。)INS64INS1500という2種類があり、INS64は2通話、INS1500は24通話可能です。(INS1500はコールセンターや常時100人以上の方が電話を使うオフィスなど、大規模な場合のみ)

③ひかり電話(IP電話) 

光ファイバーのBフレッツを引いている方だけ利用できます。電話番号は、普通の電話回線のものをそのまま使用できます。1契約で個人向けタイプは2通話、オフィスタイプは8通話まで利用できます。

以上を踏まえた上で、先ほどの内容をわかりやすく言うと、

「①と②、どちらをご使用になりますか?

INS64ならば、4回線のご契約で同時8通話できますが、アナログ回線ならば4通話です。

また、ひとつの代表番号で複数の通話をご利用になりたい場合は、代表取り扱いサービス(代表組み:無料)をNTTへお申込になる必要があります。」

となります。なあんだ、って感じでしょう?

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2006年12月25日 (月)

ひかり電話 エースは、むしろねらわない。

ひかり電話ってどうなの? 番号そのまま使えるの? うち、Bフレッツ既に引いてるんだけど、もう、電話回線いらないの? ていうか、ぶっちゃけ、ひかり電話にしたらどれくらい安くなるの?

って、思ってる方はまず、NTTのホームページを見ると思うんですよ。
http://www.ntt-east.co.jp/t/index.html

そして、月額利用料のところを見ると思うんです。
http://www.ntt-east.co.jp/t/charge/index.html

ひかり電話の個人向けタイプには以下4つのコースがあります。
基本プラン       月額500円
安心プラン       月額1,400円
もっと安心プラン    月額3,900円
ひかり電話A(エース)  月額1,500円

どのプランを選んでもまったく問題ないのですが、この月額利用料のHPの下の方にある、<月額利用料の適用例>を見ると、なんかまるで、エースを申し込むのが標準的で、結局ひかり電話にするには、基本料金1500円はかかるんですよ、といってるように思えるのは、気のせいでしょうか。

アナログ加入電話の利用料が、局舎種別によって差はありますが、大体1600~1700円ぐらいですけれど、基本料金1500円じゃ、ほとんど変わらない。「大体、家の電話なんか普段は、ほとんど使わないんだけど、番号はないと困る、あと、地方や外国に電話するときとか安いならいいなー」、という人にとって、エースについてくる付帯サービスや、おまけの通話料金なんて、まったく必要ないわけですよ。

とにかく、

「エースはいろいろついて1500円。普通に安い通話料で使うだけなら基本プラン500円」

以上をおさえて、無駄な出費をおさえましょう。たかが1000円ですが、毎月のこととなると大きいですよー。

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2006年12月21日 (木)

あなたのためのフリーダイヤル

パーソナルフリーダイヤルというサービスがあります。NTTコミュニケーションズがやっているんですが、月額¥105で、0120のフリーダイヤルが持てるサービスです。通常のフリーダイヤルと違って、登録した番号からのみ、受信側もちでの通話を受け付けます。登録できる番号は10番号まで。

特別な顧客のための専用番号、みたいな使い方をすると、サービスに付加価値を与えられるし、社内の営業チームの専用番号にして、個人の携帯通話料を会社が負担する、みたいな使い方も出来ますよね。

もちろん、恋人に、君のためにフリーダイヤルを作ったよ!なんて、クリスマスカードを送るのもありですが、それはちょっと引かれるかもしれません…。故郷のご両親に、とかだったら喜ばれるかもしれませんが。

パーソナルフリーダイヤル NTTコミュニケーションズ
http://506506.ntt.com/service/pfd/

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2006年11月27日 (月)

ダイヤルイン追加番号とiナンバー

ISDNの2通話の回線を通話とFAXに使用したい場合、電話番号を追加することが出来ますが、この番号追加サービスは2種類あります。

ダイアルイン(追加番号):840円

iナンバー:420円

1回線、2番号の場合には両者の違いは意識する必要がありません。

複数回線で代表組みをしていない場合は特に、iナンバー契約になっているか、確認しましょう。昔からずっと使っている回線などは要注意です。

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2006年11月14日 (火)

中古のビジネスフォンでIP電話って使えるの?

番号ポータビリティで、IP電話も今までの電話番号をそのままつかえるようになりました。ただ、これには、条件があって、使用している回線が、光回線か有線ケーブルでないと、許可されないようです。

逆に言うと、今お使いのインターネットの回線が、光や有線であれば、もう通常の電話回線を契約解除してしまっても050の番号ではなく、今までの電話番号を維持して、なんら変わりなく電話を使えるIP電話が使用できる場合が多いということ。

以上はご家庭の電話のお話。

事務所で、ISDNで2通話使っていて、もう一通話ぐらい増やしたいし、電話機も3~4台に増やしたい、とします。この場合、IP電話にすると、対応しているビジネスフォンはすごく高いんじゃない? 通話料がいくら安くなったって、本当に元が取れるの? って思われる方が多いようです。

実はそんなことないんです。ラピッドテレコムで扱っている中古のビジネスフォンでも十分対応できる場合が多いです。

現在、ビジネス用で、今までの電話、FAXの番号をそのまま使ってIP電話に移行したい場合。一番手軽なのはNTTの「ひかり電話」です。前回の障害の記憶もなまなましく、個人的にはあんまりこちらからは、すすめにくいのですが、やっぱりIP電話をビジネスで使う場合、今のところ、ひかり電話が一番リーズナブルです。

■ひかり電話 オフィスタイプ でビジネスフォンを使う

2 左図にある、ひかり電話オフィスタイプ対応アダプタ。これが、既存のビジネスフォンでひかり電話を使うための機器。これ、一ヶ月1,000円(4ch用)か1,500円(8ch用)でNTTからレンタルできます。

このアダプタさえ入れてしまえば、既存のビジネスフォンでもひかり電話が8通話まで使えてしまうのです。

ISDN(INS64)だと、2通話につき、3,530円。でもひかり電話オフィスタイプなら、1通話400円で8通話まで増やせます。ISDNと同じ感覚で代表組みもできます。

フルIPフォンについてはまた、後日。

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2006年11月10日 (金)

番号ポータビリティの盲点

携帯電話の番号ポータビリティ(MNP:Mobile Number Portability)がはじまって、ソフトバンクの予想外割引が話題になっていますね。

固定電話の世界では一足先に、番号ポータビリティははじまっていました。たとえば、ひかり電話。今までの番号を変えずに、ひかり電話に変更できますよ、というのが大きなセールスポイントです。ADSLなどをバックボーンにしたIP電話は、050からはじまる、独自の電話番号しか使えませんでしたが、FTTH(光)回線や、有線のインフラを使った最近のIP電話サービスは軒並み一般の番号(0AB~J番号)が使えるようになっています。

でも、実は落とし穴がひとつあります。ひかり電話やおとくラインなどの安い電話回線を契約するときから使っている場合、普通の加入電話や、INS64(ISDN)に変更するときには、番号ポータビリティできないのです。

つまり

NTTの既存回線→新しい電話サービス 番号ポータビリティOK

新しい電話サービス→NTTの既存回線 番号ポータビリティNG

ちなみに

NTTの既存回線→新しい電話サービス→NTTの既存回線

は問題なく移行できます。技術的な問題じゃなくて、総務省的な問題のようです。

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