インスとアナログ
「4回線で6台の電話を使いたいんですけどビジネスフォンを導入するといくらぐらいになりますか?」
お客様からのお問い合わせの第一声として一番多いパターンです。これに対して、われわれ電話業者が良くやってしまう間違いは、
「4回線ということはインスで8チャンネルでしょうか?それともアナログで4番号お持ちですか?代表組みでご利用なのでしょうか?」
などと、逆にお客様を質問攻めにしてしまうこと。何を言ってるのか意味がわかりませんね。4回線って言ってるじゃない!こっちは素人なのに、そんなこと聞かれたってわからないよ! ビジネスフォンってそんな、特殊な回線を使うの? 思わず「もういいです」と電話を切ってしまいたくなること請け合いです。
でも別に、そんなに難しいことを言ってるわけじゃあないんです。PCやインターネットと違って、電話のサービスはそんなに種類もないですし、一旦わかってしまえばなあんだ、という内容だったりします。
では、上の質問をわかりやすく解説していきましょう。
現在のNTTの電話回線の種別は大きく分けると3種類です。
①加入電話(アナログ回線)
普通の家庭で使用するごく一般的な電話回線。プッシュ回線とダイヤル回線があります。通常はプッシュ回線を選ぶことが多いです。電話機の数字部分を押すとピッポッパと違う音がするのがプッシュ回線。ツツ、ツツツツツ、と短い断続恩がするのがダイヤル回線です。番号を電話局に伝える方式の違いです。
②ISDN(デジタル回線)
一回線で複数の通話ができる電話回線。パケット通信も可能なため、以前は、インターネット接続にも使用することが多かったです。ただし、現在はADSLや光ファイバーが主流なのでISDN回線で接続する方はほとんどいません。(ちなみに速度は、airH"よりも遅いです。)INS64とINS1500という2種類があり、INS64は2通話、INS1500は24通話可能です。(INS1500はコールセンターや常時100人以上の方が電話を使うオフィスなど、大規模な場合のみ)
③ひかり電話(IP電話)
光ファイバーのBフレッツを引いている方だけ利用できます。電話番号は、普通の電話回線のものをそのまま使用できます。1契約で個人向けタイプは2通話、オフィスタイプは8通話まで利用できます。
以上を踏まえた上で、先ほどの内容をわかりやすく言うと、
「①と②、どちらをご使用になりますか?
INS64ならば、4回線のご契約で同時8通話できますが、アナログ回線ならば4通話です。
また、ひとつの代表番号で複数の通話をご利用になりたい場合は、代表取り扱いサービス(代表組み:無料)をNTTへお申込になる必要があります。」
となります。なあんだ、って感じでしょう?
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左図にある、ひかり電話オフィスタイプ対応アダプタ。これが、既存のビジネスフォンでひかり電話を使うための機器。これ、一ヶ月1,000円(4ch用)か1,500円(8ch用)でNTTからレンタルできます。
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