« ミラノが恋しい春。 | Main | シティーボーイズミックスと野鴨 »

April 12, 2006

『ダイヤモンド・エイジ』 ニール スティーヴンスン

やっと文庫化されました。SFギミック、ナノテク満載なので、ちょっととっつきにくいのですが、古川日出男にはまっているちょろいもさんにはぜひお勧めしたい。これもまた、『アラビアの夜の種族』と同様に本の物語なのです。作中に出てくる<若き淑女のための絵入り初等読本>。本好きなら、若くも淑女でもないしな、とため息つきながらも欲しいと思わずにはいられない本のうちの一冊でしょう。舞台は近未来、21世紀中葉の上海。ヴィクトリア朝文化が復刻再現された租界から、物語は始まります。『シャングリ・ラ 』では突っ込みいれるのに忙しくて満たされなかった近未来の描写すべてがここにあります。しかしそれにしても、ヴィクトリア朝に理想を見出すアメリカ人作家って増えているんですか?はやってるの?なにかっていうとヴィクトリア朝が出てくるような気がするのは気のせいでしょうか。でも、ついついはまっているのも事実。ヴィクトリア朝を背景に口うるさいおば様に翻弄されながらもぐるぐる回る面白いお話を知っている人は教えてくださいな。

« ミラノが恋しい春。 | Main | シティーボーイズミックスと野鴨 »

Comments

こんばんは~♪

今頃こんなところにコメントつけてごめんなさい。
今日になってこの記事に気づいた、古川日出男にはまって
いるちょろいもです!(大汗)

『ダイヤモンド・エイジ』、面白そうですね~~~。
本の物語とあっては読まないわけにはいきませんわ。

ぜひぜひ、近いうちに読んでみたいと思います♪
ご紹介ありがとうございました&気づくのが遅くなって
本当にスミマセンでした~~。

読むものはだいぶたまっていると思うので、あまり勧めては悪いと思いつつ。今、読み逃していたタニス・リーの『ゴルゴン』を読んでるんだけどこれがまた!佐藤夫妻のような感じで毒の匙加減の按配がえらくよろしい。
ってまた勧めてどうする…。

ぎゃー、タニス・リー!
この作家さんも実は全然読んだことがないのですが、いつかまとめて著作を読んでみたい!と思っているのです~。
というわけで、こっちはもう少し経ってから読みます、きっと(笑)。

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/57985/9555838

Listed below are links to weblogs that reference 『ダイヤモンド・エイジ』 ニール スティーヴンスン:

« ミラノが恋しい春。 | Main | シティーボーイズミックスと野鴨 »

October 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

Recent Trackbacks

掲示板